小児眼科|神戸市 王子公園駅徒歩6分のおおすぎ眼科|こども 弱視 色覚異常

おおすぎ眼科
王子公園駅より徒歩約6分  Tel078-802-7055

小児眼科

小児眼科とは

主に小児でよくみられる眼症状(弱視、近視、遠視、乱視、斜視、眼精疲労など)を中心に診察・検査、治療を行います。また、お子様がとくに眼症状を訴えることはなくても、日頃から子どもの目について不安や気になることがあるという保護者の方もお気軽にご相談ください。

お子様に以下のような症状が見られたらご相談ください。
  • 瞼が開かない
  • 目が揺れるようだ
  • 黒目が白かったり、茶目が灰色だったりして、目の色が不自然
  • テレビや玩具を極端に近づいて見る
  • よく眩しそうに目を閉じる
  • 目を細めて物を見る
  • おかしな目つき(上目づかいや横目づかいなど)をする
  • 何か物にぶつかりやすかったり、転びやすかったりする
  • フラッシュを焚いて撮影すると、片方の目だけ違う色に光って写る、あるいはいつも同じ目が光って写る など

小児眼科で扱う主な疾患

弱視

視力というのは生まれた瞬間から備わっているものではなく、乳幼児から物を見るなどの訓練を行うことで習得(発達)していく機能です。この習得期間内に遠視や近視、または何かしらの病気により目が見えないという状態が続くと、視機能の発達が阻害され、眼鏡をかけても矯正できない低視力状態になることがあります。これを弱視と言います。

弱視の状態にあっても3歳頃までに治療を行うことができれば、完治する可能性は高いです。学童期を過ぎてから弱視の治療を開始した場合、改善の効果は弱くなります。そのため、保護者の方から見て少しでもお子様に弱視の疑いがあると感じるようであれば、当院までお気軽にご相談ください。

斜視

斜視とは左右で眼球の位置が一致していない状態を言います。このような場合、両目で物を見ることが困難となり、物を立体的に見る能力(両眼視機能)に障害が起きている可能性があります。
先天白内障などの眼内疾患の進行で視力低下があると斜視を発症することもあり、眼内疾患の有無を検査により確認する必要があります。
治療につきましては、乳幼児では眼位を整え両眼視機能を獲得させることが目的となります。また整容面での改善を目標に治療を行うこともあります。具体的には、適切な眼鏡をかけたり、手術加療を行ったりします。お子様の目の位置が左右で一致しない場合は、一度ご相談ください。

仮性近視

近視とは、角膜から網膜までの距離が長いことや、角膜や水晶体の屈折率が変化したりすることで網膜の手前でピントが合ってしまうもので、屈折異常のひとつです。この屈折異常による近視は、小学校高学年頃から始まるとされ、このような場合は、網膜上にきちんと像が結べるように眼鏡をかけるなどの矯正が必要です。

ただ、子どもによく見られる近視のひとつに一時的な調節麻痺や緊張状態からくる仮性近視というのがあります。これは本来の近視とは異なり、近くを見続けることで水晶体が緊張状態になって膨らんでしまい、遠くの物が見えなくなっている状態です。仮性近視であれば、一時的には近視になりますが、調節麻痺剤の点眼を行うことで、治療可能なこともあります。

色覚異常

色覚異常は、多くの方が思っている物や景色の色とは異なって見える、あるいは感じている状態のことです。これは先天性の場合と、ある病気が元となって起きる後天性の場合に分類されます。

先天性色覚異常では、視力は正常です。現在日本では、男性の20人に1人(5%)、女性の500人に1人(0.2%)の割合でいるとされ、原因は遺伝子異常によるものと考えられています。色覚の度合については両眼でその差が出ることはありません。
一方の後天性色覚異常は、加齢あるいは、他の目の病気の一つの症状として色覚に異常が出るもので、病気の進行度合いによって左右に差があったり、片方の目だけということもあります。なお色覚異常は網膜上にある錐体と呼ばれる色の違いを識別する機能がうまく働かなくなることで起きると言われています。

先天性色覚異常にはいくつかのタイプに分けることができます。あらゆる色というのは光の三原色(赤、緑、青)の3つの光の組み合わせでつくられるのですが、錐体(視細胞)も、赤に敏感なタイプ、緑に敏感なタイプ、そして青に敏感なタイプの3種類があります。この3種類の錐体のどれかが足りなかったり、十分に機能しなかったりすることで色覚障害が起きるのです。当院では一般的な色覚検査のほか、アノマロスコープという専門の機器を用いて、詳しく色覚異常の型や程度を診断することが可能です。

色覚異常には治療法はありませんが、色の見え方が他人と異なるというだけで、悪化する病気ではありません。そのためお子様には、日頃から色だけで物事を判断しない習慣を身につけさせることが大切です。また、色覚異常ということで本人が劣等感を抱かないような配慮が必要であるため、当院では色覚異常の診断に慣れた医師が、詳しく説明いたします。
また色覚異常を知らずに成長し、職業選択の際に困難が生じることがあります。保護者の方から見て、日頃の様子や遺伝的に色覚異常が疑われるようであれば、医師に相談し、きちんと検査を受けることをお勧めします。